前回、自分がTOEIC受験に向けてスタートする決意と、これでの英語遍歴、公式問題集のテキストを実際の試験の時間通りに解いてみた結果を書きました。自分は2022年5月29日に人生初のTOEIC受験をします。そこに向けてやっている英語勉強の内容を書きます。
【目次】
公式問題集を時間無制限で解いてみる
前回、公式問題集を時間通りに解いてみたが、次に時間無制限に問題集を解いてみる。
これは「3回チャレンジ法」といわれる勉強法の2回目にあたる物。時間無制限で問題を解くことにより、現時点での自分のリスニング/リーディング能力を把握することができる。
※参考:TOEIC対策に効果バツグン!3回チャレンジ法のやり方を詳しく解説 - くろログ
- 時間は測らずにやる
- 音声は何回聞き直してもいい
- テキストは何回読み直してもいい
- ただし、辞書などは引かずにやる
やってみた感想
- abceedは好きな箇所から何度でも繰り返し聞けて便利
- 音声のスピードも変えられて、早口の人だと助けられたが、なるべく本来のスピードに慣れるように等倍にした(だんだん聴き慣れてきた)
- 何度も聞くとだんだん何を言っているのか聞き取れる単語が増えてくる。しかし元々知らない単語が多い場合は何度聞いても内容をイメージできない
- パート4は長文なので何度も聞いていると強烈な眠気が…
問題や解答の中にスクリプトで聞かなかった単語も多く、言い換え表現を知ってにいないと理解できないんだろうな - パート7も長文で強烈な眠気が…問題が進むごとにボリュームと種類が増えていく
そしてわからない単語が多いほど内容がぼやける 選択肢もそのものずばりでなく言い換えられてるとぼやける。
前回、1回目(時間通り)の時の結果
パート | 問題数 | 回答数 | 正解数 | 予想点数 |
---|---|---|---|---|
リスニング | 100 | 100 | 34 | 105〜175 |
リーディング | 100 | 71 | 25 | 60〜95 |
合計 | 200 | 171 | 59 | 165〜270 |
※参考:【英語】英語の偏差値30台だった自分がTOEIC600点を目指す(公式問題集を時間を測って解いてみた) - クモのようにコツコツと
今回、2回目(時間無制限)の時の結果はこちら
パート | 問題数 | 回答数 | 正解数 | 予想点数 |
---|---|---|---|---|
リスニング | 100 | 100 | 63 | 265〜355 |
リーディング | 100 | 100 | 38 | 115〜180 |
合計 | 200 | 200 | 101 | 380〜515 |
- リスニング、リーディングともに前回よりは上がったがリスニングの方が上がり率は高い
- 正解数は過半数をなんとか上回った
- 予想点数的にはまだ600点には達していない
やりたいこと一覧
ここから先、やりたいことがいくつかあった
- 解答の解説を確認する
- ディクテーション(音声を聴きながら書き取る)
- オーバーラッピング(スクリプトを見ながら音声に合わせて発音)
- シャドーイング(スクリプトを見ないで音声の後に発音)
- スクリプトや英文を精読する
- 語彙力をふやす(まずは銀フレ)
このうち、解答の解説を先に見たり、スクリプトの精読を行うと、ディクテーションに影響が出ることがわかった。
そのため、最初にディクテーションを行うことにする
ディクテーション(音声を聴きながら書き取る)
リスニングパートのディクテーションを行った。
※参考:[英語] 聞き取れない原因が分かるディクテーション!やり方と注意点 | TOEIC 900点&英会話上達をめざす英語勉強法・参考書まとめブログ|Enjoy Life in English!
なお、ディクテーションは完全版はパート1とパート2に行い、パート3とパート4は長文のため、聞き取れたキーワード(文章の内容理解に必要に感じられる)をメモした。
やってみた感想
- 思ってたよりは聴き取れてた
- 知らない単語はやはり知ってる単語に寄せて認識してたので語彙力を増やさないと
- 前置詞とかの繋がってるところがひと単語に聴こえたりする
- 過去分詞と次の単語が繋がって聞こえたり
こんな感じ
次はオーバーラッピングやシャドーイングに入っていく予定。
英文精読 & 解答解説確認
次に英文の精読を行う。この時、解答解説の確認も行った。
※参考:リーディング苦手な人は「精読」で道が開ける!効果・やり方・おすすめ教材 | TOEIC 900点&英会話上達をめざす英語勉強法・参考書まとめブログ|Enjoy Life in English!
精読は下記の順番で行っている。
- 設問文(冒頭のサンプル問題)
- パート1、パート2のスクリプト&問題
- パート5の問題(パート3、4のスクリプトは長文に入るため先にやった)
- パート3、4のスクリプト(ここまで終わった)
- パート5、6の長文&問題(ここは未着手)
やってみた感想
- 精読自体は自分は割と好きな作業とわかった
辞書や文法書をひきながらなので時間はかかるが、修正で誰かの書いたコードを紐解いている時と似ている感覚 - パート2は質問に質問を返したり、間接的な返答で暗示したりしてる
これは問題文をちゃんと理解できてないと判断が難しそう - パート3、4のスクリプトは長文で強烈な眠気が…(ハードコアパンクを聴き乗り切る)
- 辞書を引くのがだんだん慣れてきた
Lまでが前半、Mからが後半で、あとは右上、左上の見出し語だけを見て探していく
辞書のたくさんの意味の中から文脈で品詞を判断して絞り込む(文法知識があるほど役に立つ) - 精読してから問題や解答を見ると4択の中でこれしかあり得ないよなって内容(他の解答は見当違いだったり)
これを辞書なしに自力で理解できるまでいけるのだろうか
引き続き、長文パートのパート5、パート6も続けていく予定。
銀フレで語彙を増やす
初回のTOEIC試験ではおそらく公式問題集の「TEST2」は手付かずになる。そのため、語彙力を増やすために銀フレをやる(金フレも買っていたが銀フレマスターしてから着手したい)
リスニング対策は音声を聞いたり発声したりするので場所を選ぶ。また、精読は公式問題集、辞書、文法書とこちらも場所を選ぶ。銀フレは隙間時間にやるのにちょうどいいと感じている。
銀フレの勉強法はHaruさんの金フレ勉強法でやってみている
- 1周目:右ページの単語を発音し、意味を見る(※アレンジ)
- 2周目:左ページの問題をやって間違えたらチェックを入れる(今ここ)
- 3周目〜:前回間違えたとこだけをやって、合ってたらチェックを消す(これを繰り返す)
1周目の発音だが、発音記号を見ないとただしい発音がわからないのと、発音記号を見ると作業が多すぎて綴りや意味がボヤけた。
そのため、下記の方法に変えた
- abceedの音声を使う(最初に単語を発音後、問題部分が発音される)
- 最初の発音を聴きながら綴りを見る
- 問題部分の発音時にそれに被せるように単語を3回発音する
- 発音の1回目:綴りを見て発音
- 発音の2回目:意味を見て発音(頭の中で綴りを想像しながら)
- 発音の3回目:綴りを見て発音(頭の中で意味を想像しながら)
問題部分の発音が聞こえちゃうと2周目以降の左ページを解くときに影響が出てしまうため、その発音に被せるように自分が単語を3回発音して、問題部分を聞かないようにしている。3回で綴りと発音と意味を紐づける。
今、2周目で左ページをやっている。まだ序盤だが思っていたよりは正解率が高い。これまで英文精読をやった成果かもしれない。
その他、助けになった記事や動画
発音記号が実際にどんな発音なのかを聞くことができる
発音記号は特に母音の理解は重要と思う。こちらの動画はとてもわかりやすかった。
文法、特に動詞が別の品詞(動名詞、不定詞、分詞など)になる解説。とてもわかりやすい!
最後に
ということで人生初のTOEIC試験に向け取り組み中です。
これからは下記をローテーションで行う予定です。
- リスニング:オーバーラッピング→シャドーイング
- リーディング:公式問題集のパート6、7の長文を精読
- 語彙:銀フレを全問正解するまで周回
ここに至る前段階のスクリプト精読は、それだけに集中せねばならず結構きつかったです。ローテーション体制は気分を変えながらできるので少し緩和されるかと思います。
おそらく初回のテストでいきなり600点取るのは難しいと思います。
最初に時間を測って行った模試に比べて果たして実際の試験結果がどのくらい変わるか、見ていきたく思います。
それではまた!